かわら版

かわら版Vol.32「臨時国会、召集!」

■4か月ぶりの国会召集

10月20日、ようやく臨時国会が召集されました。前国会が閉会したのが6月21日なので、実に4か月ぶりの国会となります。厳しい国民生活、緊迫する国際情勢の中、4か月間も国会が開かれなかったことは、岸田政権の怠慢と言わざるを得ません。

私自身は引き続き、予算委員会、内閣委員会、憲法審査会に所属することとなりました。岸田総理はじめ各大臣としっかり議論したいと思います。

■コンパクトで即効性のある経済対策を

今国会最大の焦点は、やはり経済対策です。円安、物価高、ガソリン代や電気代の高騰、追いつかない賃上げ。これらにどう対応していくかが当面の課題となります。

同時に、中長期的な課題、例えば、GX(脱炭素)やDX(デジタル化)、人口減少対策、持続的な経済成長、国土強靭化(インフラ投資)などは、当面の課題とは分けて考えるべきです。

政府の経済対策(補正予算案)は、この短期と中長期の課題がごちゃ混ぜになっていて、規模ありきのバラマキ予算となっています。

本来、補正予算というのは「緊急に必要な支出」です。本腰を入れた中長期的な政策は、毎年度の本予算で、しっかり対応すべきです。

その観点から、私たち立憲民主党は、7.6兆円というコンパクトな規模、そして、インフレ手当(3万円)やガソリン減税(リッター25円減)など、即効性のある政策に重点を置いた経済対策を提案しています。

■選挙目当ての「減税詐欺」?

岸田総理は、衆参補欠選挙の投票日直前、唐突に所得減税の検討を与党に指示しました。しかし、補選翌日に行われた所信表明演説では、所得減税には明確に触れませんでした。これでは、選挙目当ての「減税詐欺」と言われても仕方ありません。

そもそも、税制改正が必要な所得減税は、年末の与党内の議論を経て、来年1月からの通常国会で法案が提出されます。仮に3月に法改正が成立しても、減税実施にはさらに数か月かかります。物価高対策、緊急経済対策としては、あまりにも遅すぎるのです。

もっと早く国会を開いて、手当(現金給付)を中心とする対策を打っていれば、今頃、国民の皆さんにその果実が届いているはずでした。岸田政権の物価高対策の本気度が全く見えません。

■保険証廃止延期法案を国会提出

臨時国会の召集日に、立憲民主党は3本の議員立法を国会に提出しました。

①旧統一教会の財産保全のための法案、②政治資金の世襲を制限する法案、そして、③保険証廃止を延期する法案です。これらは、いずれも今国会の重要テーマに関わる法案です。

保険証廃止延期法案は、私も提出者となりました。法律で、来年秋廃止となっている現在の保険証を存続させ、マイナ保険証と併用、選択制とするものです。

与党はもちろん、保険証廃止に賛成している維新の会や国民民主党にも賛同いただき、何とか成立させたいと思います。

2023年10月23日